小泉氏、自民厚労部会長デビュー 問われる調整力

自民党の厚労部会長としてデビューした小泉進次郎氏。左は根本厚労相=22日午後、東京・永田町の党本部

 自民党の小泉進次郎氏が22日、党厚生労働部会長としてデビューした。国民の関心が高い社会保障政策を扱うだけに調整力が要求される。ポスト安倍としても注目されており、将来の首相候補として名乗りを上げられるか試金石になりそうだ。

 中央省庁の障害者雇用水増し問題を議題にした部会冒頭で「よろしくお願いします」と短くあいさつした小泉氏。会合後、記者団に「人生100年時代に向け、若手で社会保障を議論したのが原点だ」と意気込みを語った。厚労部会長は、政策の幅を広げたいと希望した通りに起用された。


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