神奈川の警視、パワハラ疑い 大声で怒鳴り休職者も、県警調査

 神奈川県警中原署の男性警視(58)が部下に対し大声で怒鳴るなどのパワハラを繰り返した疑いがあるとして、県警監察官室が調査していることが20日、関係者への取材で分かった。10人前後が高圧的な態度を取られたとされ、休職中の署員もいるという。懲戒処分に当たるかどうかを含めて検討している。

 関係者によると、男性警視は昨年9月から同署に所属。部下の報告に対して威圧的に問い詰めたり、大声で怒鳴ったりするなどの態度を取り、精神的に追い詰めた疑いが出ている。暴力を振るうなどの行為はなかったとされる。

 男性警視は以前にも、不適切な発言があったとして口頭注意を受けていた。


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