東芝、米大手にLNG事業売却へ 負の遺産解消、経営計画に明記

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東芝のLNGを貯蔵している米テキサス州のガス基地(共同)

 東芝が、米国の液化天然ガス(LNG)事業を米ガス大手テルリアンに売却する方向で最終調整に入ったことが19日、分かった。東芝は最大1兆円の損失が発生する恐れがあったLNG事業の売却で大きな経営リスクがなくなり、重荷となっていた負の遺産が解消する。11月に公表する中期経営計画に売却方針を明記する。

 テルリアンと売却価格で折り合わなければ、2次入札で候補に残った英・オランダのロイヤル・ダッチ・シェルや米エクソンモービルなどと交渉する可能性もある。中国の石油大手も関心を示したが、トランプ米政権が中国企業による米国での買収に厳しい姿勢を示したため、脱落した。