英国内でメイ首相に批判噴出 移行期間の延長案巡り

 【ロンドン共同】英国のメイ首相が18日、来年3月の欧州連合(EU)離脱から2020年末までの移行期間を「数カ月程度」延長する選択肢に言及したことについて、英国内の強硬派から批判が噴出した。

 英国がEUを離脱しても、EU法に縛られる一方で意思決定には加われない期間が、当初の1年9カ月からさらに延びるためで、EU予算にもさらに長期間の拠出を余儀なくされる。

 英紙ガーディアンによると、メイ氏の離脱方針を批判して辞任したデービス前EU離脱担当相は移行期間延長を「賢明ではない」と批判した。


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