2018年10月19日 07:43 | 無料公開
三井不動産が開発に携わったニューヨーク・マンハッタンの高層ビル「55ハドソンヤード」(中央)=18日(共同)
【ニューヨーク共同】三井不動産は18日、米ニューヨーク中心部マンハッタンで、地上51階建ての高層ビル「55ハドソンヤード」が完成したと発表した。事業費は約1500億円。延べ床面積は約11万8千平方メートルで、日系企業がマンハッタンで建設した物件で過去最大規模としている。
55ハドソンヤードはオフィスビルで、金融系企業や法律事務所が入居する予定。全体で約11ヘクタールの大規模再開発の一角を占める。全体を主導する米デベロッパーやカナダの不動産投資会社との共同事業で、三井不動産の出資比率は9割。