キノコ採り男性遺体で発見、長野 県内で今年14人、過去最悪

 長野県警飯田署は18日、同県大鹿村の山中で男性の遺体が見つかり、キノコ採りに出掛けたまま行方不明になっていた同県高森町、農業竹中信之さん(75)と確認したと発表した。県警によると、県内でキノコ採りに出掛けて死亡した人は今年で計14人となり、統計が残っている2013年以降、年間として過去最悪。

 飯田署は、竹中さんが足を滑らせ、滑落したとみて詳しい経緯や死因を調べている。

 飯田署によると、竹中さんは12日に1人で入山。13日になっても連絡が取れないことを心配した友人が同署に届けていた。捜していた友人らが18日午前、竹中さんの遺体を発見した。


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