正社員希望の派遣労働者が4割 厚労省が調査

 派遣労働者の39・6%が今後、正社員で働きたいと考えていることが17日、厚生労働省の「2017年派遣労働者実態調査」で分かった。派遣は雇用が不安定とされており、安定した働き方を求める人が多いようだ。

 従業員5人以上の約1万7千事業所と、そこで働く計約1万4千人の派遣労働者を対象に昨年10月1日時点の状況を尋ねた。有効回答はそれぞれ約6割。

 派遣労働者に今後、希望する働き方を聞くと、正社員が39・6%を占めた。「派遣労働者として働きたい」は26・8%にとどまり、「パートなどで働きたい」が5・4%だった。


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