トランプ氏が再びFRB批判 「最大の脅威」

トランプ米大統領(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領は16日、FOXビジネステレビで「私にとっての最大の脅威は米連邦準備制度理事会(FRB)だ」と述べ、再び独立機関であるFRBを批判した。11月の中間選挙を控えて、先週の株価急落の責任をFRBに転嫁したいようだ。

 トランプ氏は「FRBはとても速く金利を引き上げ、独立しすぎている」とも語った。トランプ氏は低金利を望んでいるが、これまでのところFRBは大統領の意向に左右されず、3カ月に1度のペースで利上げを進めている。

 トランプ氏は最近「FRB、やっていることが間違っている」「FRBは狂ってしまった」と連日非難してきた。


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