イラン「テロ首謀者」殺害 イラクで、ISメンバーか

 【テヘラン共同】イラン南西部フゼスタン州で9月に起きた銃撃テロで、イラン革命防衛隊は16日、犯行を首謀した男ら5人を隣国イラクの中部ディヤラ州で殺害したと発表した。首謀者は過激派組織「イスラム国」(IS)メンバーで地元指導者だとしている。

 殺害を実行した組織は明らかにしていないが、革命防衛隊で対外工作を担う精鋭「コッズ部隊」やイラクの親イラン勢力が考えられる。イラクでISはほぼ壊滅したが残党が活動を続けている。

 革命防衛隊は10月1日、シリア東部の犯行組織拠点を弾道ミサイルで攻撃、多数を殺傷したと発表した。


  • LINEで送る