テスラCEOの和解承認 米裁判所、ツイッター問題

 【ニューヨーク共同】米電気自動車メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)が虚偽のツイッター投稿で投資家を誤解させたとして米証券取引委員会(SEC)が提訴した問題で、米ニューヨークの裁判所は16日、マスク氏とSECが合意していた和解案を承認した。一連の騒動を巡る法的な問題は解決した形となる。

 マスク氏は兼務していた会長職から退くほか、テスラとマスク氏が罰金2千万ドル(約22億円)ずつを支払う。

 マスク氏は8月7日に「テスラ株の非公開化を検討している」と投稿。株価は一時急騰したが、テスラは同24日、一転して非公開化の撤回を発表した。


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