野党6党派、国会で連携へ 参院選協力も、消費税焦点

会合を終え記者団の質問に答える立憲民主党の枝野代表=16日夜、東京都内のホテル

 立憲民主、共産など野党6党派の党首らは16日夜、東京都内のホテルで会合を開き、24日召集予定の臨時国会で安倍政権に連携して対峙する方針で一致した。来年夏の参院選での協力も大筋合意した。消費税増税や外国人労働者の在留資格拡大への対応、森友・加計学園問題の追及で足並みがそろうかが焦点だ。

 会合は沖縄県知事選の勝利を祝う名目で開催。立民の枝野幸男、国民民主党の玉木雄一郎両代表、共産党の志位和夫委員長、自由党の小沢一郎共同代表らが参加した。

 会合後、枝野氏は記者団に「国会には行政監視という役割がある。政策的な問題を含め、6党派の結束で一致した」と強調した。


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