北九州市議会、海外視察を廃止 市民からの飲酒批判で

 北九州市議会(定数57)は16日、原則として2年に1度定例的に実施している議員の海外視察を廃止することを決めた。視察中の議員が昼間に飲酒するなどの様子がテレビで放映され、市民からの抗議が相次いだことを受け、同日開いた主要会派の代表者による会議で決定した。

 ただ、政策を立案する上で必要と判断した場合などに随時実施している視察は今後も続け、自由時間の過ごし方などは今後検討していくという。

 同市議会の議員8人は、6月下旬から8日間の日程で、スペインとフィンランドを訪問し、地元自治体の環境問題への取り組みなどを視察した。その際、昼食時にワインを飲んだりした。


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