漁港で見つかった脚も同一女性 九十九里死体損壊・遺棄事件

 千葉県東部の九十九里浜で同一女性の胴体や頭部が見つかった死体損壊・遺棄事件で、県警は16日、九十九里町の漁港で8日に見つかった人の脚も同じ女性の遺体と明らかにした。DNA型が一致した。県警は似顔絵や身体的特徴を公開し、身元確認を急いでいる。

 県警によると、司法解剖の結果、漁港で見つかったのは左脚と判明。女性は50〜70代の白髪で、身長は150センチ前後。9月下旬ごろに死亡したとみられる。左右の下の奥歯計4本にインプラントの治療痕があった。9月29日に同県大網白里市の堀川河口で胴体を発見。10月2日に九十九里町の海岸で頭部、白子町の海岸で右脚を発見した。


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