大阪、地震受け帰宅困難者訓練 滞在施設への誘導確認

大阪市で実施された帰宅困難者対策の訓練=16日

 6月の大阪府北部地震で多数の帰宅困難者が出た大阪市で16日、帰宅困難者対策の訓練が実施され、民間企業などの約100人が参加した。

 平日午後4時に大阪市周辺で震度5強の地震が発生して公共交通機関が全て止まり、屋外に大量の帰宅困難者が出ている状況を想定。JR大阪駅近くの公園に情報提供拠点を開設し、交通機関の情報を求める人や「大使館の場所を知りたい」という外国人への対応のほか、一時滞在施設に指定されている近くのビルに誘導する手順を確認した。


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