ミャンマー国軍、FBで情報操作 ロヒンギャ迫害支持狙う

 【ワシントン共同】米紙ニューヨーク・タイムズ電子版は15日、イスラム教徒少数民族ロヒンギャ迫害を巡り、ミャンマー国軍が米交流サイト大手フェイスブック(FB)にプロパガンダ記事を投稿していたと報じた。ロヒンギャに対する危機感をあおる情報操作で、国軍の必要性を国民に浸透させる目的があったとしている。

 こうした活動は数年前に始まり、国軍関係者ら最大約700人が関与、ロシアで研修を受けた人もいたと指摘。会員制交流サイト(SNS)を国軍が「民族浄化」の道具として使っていたと批判している。


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