首相、16日に欧州へ出発 自由貿易体制強化へ連携

 安倍晋三首相は16日、スペインとフランス、ベルギーの欧州3カ国歴訪に出発する。スペインで同日夕(日本時間17日未明)にサンチェス首相、フランスでは17日午後(同17日夜)にマクロン大統領と会談。18、19両日はベルギーでアジア欧州会議(ASEM)首脳会議に出席し、自由貿易体制の強化や北朝鮮の非核化に向けた連携を図る。

 ASEMは欧州とアジアの計51カ国・2機関が参加。首脳会議で安倍首相は、保護主義的な政策を強めるトランプ米政権を念頭に、ルールに基づく自由で公正な経済秩序の構築を呼び掛ける。日本と欧州連合(EU)の経済連携協定(EPA)の推進も訴える。


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