東証、午前終値は2万2379円 一時400円超下落

一時400円超下落した日経平均株価と、1ドル=111円台を付けた円相場を示すモニター=15日午前、東京・東新橋

 週明け15日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は大幅反落した。ムニューシン米財務長官が日本との通商協議で「為替条項」導入を求める考えを13日に表明し、円高ドル安が加速する要因となって輸出企業の業績に悪影響を与えかねないと懸念された。下げ幅は一時400円を超え、約1カ月ぶりの安値を付けた。東京外国為替市場では円高が進行し、一時、1ドル=111円台を付けた。

 日経平均株価の午前終値は、前週末終値比315円18銭安の2万2379円48銭。東証株価指数(TOPIX)は17・73ポイント安の1684・72。


  • LINEで送る