2018年10月15日 08:27 | 無料公開
パリ市庁舎=14日(共同)
【パリ共同】パリのアンヌ・イダルゴ市長は、ホームレス支援として11月末に市庁舎の広間に女性専用の一時宿泊所を設ける方針を明らかにした。14日付のフランス紙ジュルナル・デュ・ディマンシュがインタビューを報じた。
展示会やレセプションに使われてきた広間にベッドなどを設置して約50〜100人を受け入れ、食事も提供する。女性のホームレスは増えている一方、支援の手が届かないことが多いという。
イダルゴ氏は「パリ市庁舎が範を示し、国の宮殿も含めてどこでもホームレスを受け入れられると明らかにしないといけない」と述べた。