FIBA事務総長バウマン氏死去 日本バスケ界改革に着手

死去したパトリック・バウマン氏

 【ジュネーブ共同】国際バスケットボール連盟(FIBA)は14日、事務総長のパトリック・バウマン氏(スイス)が死去したと発表した。51歳だった。夏季ユース五輪開催中のブエノスアイレスで心臓発作を起こしたという。日本バスケットボール界の改革にも着手して男子の国内トップリーグ分裂問題などでリーダーシップを発揮し、2016年のBリーグ開幕に導いた。

 バウマン氏は国際オリンピック委員会(IOC)で委員も務め、20年東京五輪で3人制の新種目採用を推進した。20年冬季ユース五輪(ローザンヌ)組織委員会会長や28年ロサンゼルス五輪調整委員長にも就いていた。


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