2018年10月14日 18:36 | 無料公開
東北・みやぎ復興マラソンで「千年希望の丘」の震災遺構(奥)を通過するランナー=14日、宮城県岩沼市
東日本大震災の津波で大きな被害に遭った宮城県名取市、岩沼市、亘理町で「東北・みやぎ復興マラソン2018」が14日開催され、全国から集まった約1万人のランナーが復興が進む沿岸部を駆け抜け、震災への思いを新たにした。
ランナーは犠牲者を悼み黙とうをささげた後、スタート。震災の記憶を伝承するためにがれきで造られた「千年希望の丘」(岩沼市)や、津波で700人以上が犠牲になった名取市閖上地区などを通過した。
地元住民ら約3千人がボランティアとして参加。亘理町の郷土料理「はらこ飯」や岩手県陸前高田市の新ブランド米「たかたのゆめ」のおにぎりをランナーに振る舞った。