2018年10月13日 18:44 | 無料公開
ソウル近郊の空港から欧州諸国歴訪へ出発する韓国の文在寅大統領(右)=13日(聯合=共同)
【ソウル共同】韓国の文在寅大統領が13日、フランスやイタリアなど欧州諸国歴訪に向けてソウル近郊の空港を出発した。18日にはバチカン(ローマ法王庁)でローマ法王フランシスコと会談し、北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の訪朝要請を伝える。法王の訪朝が実現すれば史上初となる。
北朝鮮は憲法に「信教の自由」を明記するが、国家や社会秩序を乱す宗教活動は禁じている。
米国務省は、世界の信教の自由に関する2017年版報告書で、北朝鮮では宗教活動に携わる人々への迫害が続いていると指摘。北朝鮮を信教の自由に著しく違反する「特定懸念国」に指定した。