日本政府、中朝ロ結束で情報収集 制裁緩和を警戒、米国と連携

 日本政府は13日、対北朝鮮制裁緩和を求める方針で結束した中国、北朝鮮、ロシアの動向に関する情報収集を本格化させた。「中ロは核・ミサイルを抱えたままの北朝鮮を後押ししている」(官邸筋)とみて警戒している。米朝首脳再会談を控える米国と、制裁路線を堅持する立場から緊密に連携し、3カ国に対抗する構えだ。

 安倍晋三首相は25日からの訪中で、制裁継続の必要性を習近平国家主席に説明する。ロシアのプーチン大統領にも、11月に見込まれる第三国での会談で理解を要請する意向。


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