2018年10月13日 08:27 | 無料公開
公開されている国宝犬山城のレプリカ「黄金の犬山城」=愛知県犬山市の同市文化史料館
金ぴかに輝く国宝犬山城のレプリカ「黄金の犬山城」が、愛知県犬山市の同市文化史料館で公開されている。バブル期の1987年に約3千万円かけてイベント用に制作されて以降、ほとんど公開されたことがなく、一般の人が立ち入れない同館の2階に眠っていた。
大きさは本物の犬山城の約18分の1で、高さ約1・3メートル、重さは約360キロ。青銅製の本体に金箔が施され、しゃちほこなど一部は18金でできているが、公開時は盗難防止のため模造品に取り換えられている。
公開は12月16日まで。その後の活用法は「検討を進めているが、よい手だてが見つからない」(市教委)という。