警視庁、鑑識活動にドローン活用 訓練を公開

訓練でドローンを操縦する警視庁の鑑識課員=12日午後、東京都内の施設

 警視庁は12日、東京都内の施設で、事件の鑑識活動にドローンを活用する訓練を公開した。上空からの画像などで現場の状況を把握するのが狙い。既に一部で運用を始めている。

 訓練は、屋外での死体遺棄事件を想定したもので、鑑識課員が操縦するドローンが上空から現場を調べ、地上のモニターに送信される画像を確認。犯人の遺留品とみられるスコップを発見し、地上で活動する別の課員に伝えて警察犬による発見につなげた。


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