あおり運転関連、摘発倍増 上半期6千件、高速道路で

福岡県警がヘリコプターから撮影した、あおり運転取り締まりの訓練画像

 高速道路で前方の車との車間距離を詰めすぎたなどとして、全国の警察が1〜6月に道交法違反の車間距離不保持で摘発したのは6130件に上り、昨年同期の3057件から倍増したことが12日、警察庁への取材で分かった。社会問題化したあおり運転に対する取り締まりの強化が影響したとみられる。

 あおり運転を巡っては、昨年6月に神奈川県大井町の東名高速道路で、無理やり追い越し車線に停止させられた静岡市の夫婦が死亡する事故が発生。その後も、各地であおり運転絡みのトラブルが相次いだ。


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