日本の団体に韓国でネット平和賞 憎悪表現の監視評価

インターネット平和賞を受賞し、花束を手にする(左から)山田貴夫氏、小木曽健氏。右は選考委員を務めたICANの川崎哲国際運営委員=11日、ソウル(共同)

 【ソウル共同】インターネットを通じて人権擁護や世界平和に貢献した個人や団体を対象に、韓国の財団が贈る「インターネット平和賞」の授賞式が11日、ソウルで開かれ、市民団体「ヘイトスピーチを許さない かわさき市民ネットワーク」と、ソーシャルゲーム運営大手グリーの小木曽健さんが受賞した。

 賞は創設されたばかりで、日本の個人と団体が名を連ねる形となった。同ネットワークはネット上でのヘイトスピーチの監視活動やヘイトスピーチ反対のデモの実施などが、小木曽さんは情報モラルに関する講演を続けてきたことが、それぞれ評価された。


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