東証、一時800円超安 下げ幅今年3番目

大幅に下落した日経平均株価(左)とNYダウを示すモニター=11日午前、東京都中央区

 11日午前の東京株式市場の日経平均株価(225種)は一時、前日終値に比べた下げ幅が800円を超え、節目の2万3000円を割り込んだ。取引時間中の下落幅は今年3番目の大きさ。前日のニューヨーク株式市場でダウ工業株30種平均が急落した。米国の長期金利の上昇傾向や、米中貿易摩擦への警戒が高まった。

 午前9時15分現在の日経平均株価は前日終値比765円04銭安の2万2741円00銭。東証株価指数(TOPIX)は56・67ポイント安の1707・19。

 ダウ平均は800ドル超値下がりして取引を終え、1日の下げ幅としては過去3番目の大きさとなった。


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