ファミマがドンキホーテを傘下に TOB実施、ユニーは売却

ファミリーマートとドン・キホーテの看板

 ユニー・ファミリーマートホールディングスは11日、ディスカウント大手ドンキホーテホールディングスに対して11月上旬から株式公開買い付け(TOB)を実施し、最大20・17%の株式を取得してグループ企業にすると発表した。1株6600円で公開買い付けし、取得総額は約2119億円に上る見込み。

 同時にユニー・ファミマ傘下の総合スーパー「ユニー」の全株式をドンキに売却すると表明。ドンキのグループ化で、インターネット通販の台頭や人口減少などによる小売業界の変化に対応するのが狙い。ユニー・ファミマを中心とした売上高4兆7千億円規模の流通グループが誕生することになる。


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