インドネシア、津波最大11m 公式データは初めて

 【ジャカルタ共同】インドネシア国家災害対策庁のストポ報道官は10日、記者会見し、スラウェシ島を襲った地震による津波が最大で11・3メートルの高さに達していたと発表した。湾に面した中スラウェシ州の州都パルを襲った津波は高さが6メートルだったとの目撃証言があったが、津波の規模に関する公式データが明らかになったのは初めて。

 ストポ報道官によると、同国の気象地理庁チームの初期的調査では、最大11・3メートルの津波が襲ったのはパル東部。津波は海岸線から約468メートルの内陸部まで達した。


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