2018年10月9日 10:15 | 無料公開
側道の歩道化実験を知らせる看板が並んだ御堂筋の道頓堀橋南詰付近=9日午前、大阪市
大阪市中心部を南北に貫くメインストリート・御堂筋(約4キロ)の側道を歩道化する構想の一環として9日、繁華街・難波の一部区間で実際に自動車が通行できないようにする社会実験が始まった。22日までで周辺道路への影響などを調べる。
御堂筋は幅44メートルの南向き一方通行で、中央に4車線、東西両側に側道が1車線ずつある。実験では道頓堀橋南詰―千日前通の東側側道約200メートルで車の通行を禁止する。この区間と南側の歩道で、歩行者と自転車の通行を分離する実験も行う。
道頓堀橋南詰付近では9日、実験を知らせる看板が並び、警備員が車の誘導に追われた。