2018年10月7日 19:40 | 無料公開
新潟県燕市の国上寺で行われた「炎上供養」=7日午後
新潟県燕市の国上寺は7日、インターネット掲示板やブログ、会員制交流サイト(SNS)などに批判的コメントが殺到して「炎上」した出来事に祈りをささげ、弔う「炎上供養」を行った。問題化した内容を書くなどした木の板を火にくべ、住職らがネットの安全利用を祈願。同寺は「全国初の試み」としている。
同寺は炎上を現代的災難の一つと捉え、毎年恒例の「火渡り大祭」の一環として実施。お寺を身近に感じてもらい、現代人の「寺離れ」を食い止める狙いもあるという。
今月、ネットに特設サイトを設けて炎上事案を募集すると、個人や企業などから約470件の供養の申し込みがあった。