NY株続落、180ドル安 米長期金利の上昇警戒

 【ニューヨーク共同】5日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は米長期金利の上昇に対する警戒感から続落し、前日比180・43ドル安の2万6447・05ドルで取引を終えた。ハイテク株主体のナスダック総合指数は91・06ポイント安の7788・45。

 朝方発表された9月の米雇用統計で失業率が48年9カ月ぶりの低水準となり、米利上げが続くとの見方が拡大。米長期金利の指標となる10年債利回りは一時3・248%と約7年5カ月ぶりの高水準に上昇した。

 株式市場では、金利上昇が企業収益や家計を圧迫するとの懸念から売りが膨らみ、下げ幅は一時325ドルを超えた。


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