NY株、6日ぶり下落 200ドル安、金利上昇警戒

ニューヨーク証券取引所のトレーダー=4日(ゲッティ=共同)

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米長期金利の上昇が景気に悪影響を及ぼすとの警戒感から6営業日ぶりに下落、前日比200・91ドル安の2万6627・48ドルで取引を終えた。下げ幅は7月11日以来、約3カ月ぶりの大きさだった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も大幅に下げ、145・58ポイント安の7879・51と8月23日以来、約1カ月半ぶりの安値水準となった。

 米景気が堅調に拡大しているとの見方から安全な資産とされる米国債が売られ、米長期金利は一時3・232%と2011年5月以来、約7年5カ月ぶりの高さに上昇した。


  • LINEで送る