NY株、一時250ドル超安 長期金利上昇を警戒

 【ニューヨーク共同】4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は、米長期金利の上昇が景気に悪影響を及ぼすとの警戒感から反落し、前日からの下げ幅が一時250ドルを超えた。午前10時現在は前日比119・19ドル安の2万6709・20ドル。ハイテク株主体のナスダック総合指数は68・31ポイント安の7956・78。

 米景気が堅調に拡大しているとの見方から投資家のリスク志向が強まり、安全な資産とされる米国債が売られ、米長期金利は一時3・232%と2011年5月以来、約7年5カ月ぶりの高さに上昇した。


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