米政権「上院の判事承認を確信」 FBI、性暴力の調査報告

名前をもじり「カバ・ノープ(カバノー、ないない)」とのプラカードを掲げ、カバノー氏の就任に反対するデモ参加者=3日、ワシントン(ゲッティ=共同)

 【ワシントン共同】トランプ米大統領が連邦最高裁判事に指名したカバノー氏の性暴力疑惑で、ホワイトハウスは4日、連邦捜査局(FBI)の調査結果を受け取り、人事を審議する上院に報告したと発表した。声明で「調査結果を受け上院が人事を承認すると確信する」と強調した。与党共和党は上院本会議での人事承認手続きを加速する方針で、野党民主党はカバノー氏の判事就任を阻止する構えだ。

 調査結果の内容は公表されていない。ウォールストリート・ジャーナル紙電子版は関係筋の話として、政権は調査の結果、疑惑を裏付ける証拠は見つからなかったと判断したと報じた。


  • LINEで送る