パリ自動車展示会でEVアピール ディーゼル規制強化背景に

小型EV「K―ZE」を披露するルノーのカルロス・ゴーン最高経営責任者=1日、パリ(ロイター=共同)

 【パリ共同】欧州最大級の自動車展示会「パリ国際自動車ショー」の一般公開が4日に始まった。欧州ではディーゼル車への規制が厳しくなる中、メーカー各社は電気自動車(EV)やプラグインハイブリッド車(PHV)といった電動車を展示。環境意識の高い消費者らにアピールした。

 目立ったのは開催国フランスのメーカー。ルノーが発表した小型EV「K―ZE」は1回の充電で250キロ走行できるという。PSAはプジョーブランドで、往年のクーペをイメージしたEV「eレジェンド・コンセプト」を展示した。

 ドイツのダイムラーは「メルセデス・ベンツ」でEV「EQシルバーアロー」を紹介した。


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