2018年10月4日 17:44 | 無料公開
無人補給機「こうのとり」7号機で国際宇宙ステーションに届いた野菜や果物を披露し、感謝を述べるオナン飛行士(JAXA・NASA提供)
宇宙航空研究開発機構(JAXA)は4日、無人補給機「こうのとり」7号機に搭載し9月に打ち上げた日本産の野菜や果物が、国際宇宙ステーションに滞在する飛行士に届いたと発表した。普段はレトルトやフリーズドライ食品が中心で、生鮮品が食べられることはまれ。米航空宇宙局(NASA)のオナン飛行士はステーションで撮影した動画で「幸せ」と笑顔で感謝した。
今年、洪水被害を受けた岡山県のシャインマスカットや地震に見舞われた北海道のタマネギが届いたこともあり「皆さんの健康と早期の復興を願っている」と気遣った。
今回は宮城県のパプリカ、愛媛県と佐賀県の温州ミカンも搭載された。