インドネシア被害の全容解明急ぐ 地震発生から5日目

インドネシア中スラウェシ州ドンガラの岸に乗り上げた船=1日(ANTARA FOTO/ロイター=共同)

 【パル共同】インドネシア・スラウェシ島を襲った地震と津波で、同国救援当局は、発生から5日目の2日も生存者の捜索・救助活動を続けた。大きな被害を受けた中スラウェシ州の州都パル以外の人的被害の詳細は、通信事情の悪さなどから依然として判明しておらず、当局は被害の全容解明を急いでいる。

 国家災害対策庁によると、1日までに確認された地震と津波による死者は844人。同庁はさらに「数百人」の犠牲が見込まれるとしており、犠牲者は千人を超える可能性が高い。1200人超と伝えるメディアもある。

 パル同様に大きな被害を受けた同州ドンガラの状況は依然としてはっきりしていない。


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