イラン、シリア東部に報復攻撃 弾道ミサイル6発を発射

 【テヘラン共同】イラン南西部フゼスタン州アフワズで9月に起きた銃撃テロで、イラン革命防衛隊は1日、犯行に関与した組織のシリア東部にある拠点を同日未明、弾道ミサイル6発で攻撃し、報復を実行したとの声明を発表した。

 ミサイルはイラン西部から発射され、攻撃には7機の無人機も加わったとしている。革命防衛隊は、攻撃目標は「イスラム教スンニ派武装勢力の拠点」だったとし「指導者ら複数を殺傷した」と主張した。

 テロでは、フゼスタン州に多いスンニ派アラブ系住民の分離独立を目指す反体制組織が犯行声明を出した。


  • LINEで送る