首都圏JR、異例の運休 夜の在来全線、新幹線も

台風24号の影響で東海道新幹線の運転見合わせを知らせる掲示=30日午後、JR東京駅

 台風24号の接近を受け、鉄道や空の便は30日、西日本から東日本の広い範囲で運休や欠航が相次いだ。東海道新幹線は計画的に運転を見合わせ、午後5時以降は全列車を運休。JR東日本は、首都圏の全ての在来線であらかじめ運転を取りやめる異例の対応を取った。空の便も台風の影響を受ける空港の発着便を中心に、計千便以上が欠航した。

 東海道新幹線の「のぞみ」「ひかり」は順次、運転を取りやめ、午後5時以降は「こだま」を含めて全ての列車がストップした。

 JR東は正午すぎ、首都圏の在来線の運転を段階的に取りやめ、午後8時以降は全ての在来線を運休すると発表。早めの帰宅を呼び掛けた。


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