立民、亀石氏の議席獲得に全力 枝野代表「参院選で目玉」

記者会見を終え、ポーズをとる亀石倫子氏(右)と立憲民主党の枝野代表=28日午後、大阪市

 立憲民主党の枝野幸男代表は28日、来年夏の参院選大阪選挙区(改選数4)での擁立を決めた弁護士の亀石倫子氏(44)と共に大阪市で記者会見した。数々の事件を担当した亀石氏の実績を評価した上で「立民の考え方を大阪府民以外にも認知してもらえるという意味で、大事な目玉候補だ。大阪で1議席を獲得するために全力を挙げる」と強調した。

 亀石氏は憲法改正を巡り、9条への自衛隊明記を目指す自民党の姿勢を批判。「手遅れになるとの危機感から立候補を決意した」と語った。

 大阪選挙区を巡っては、日本維新の会が2候補擁立へ動いているほか自民、公明、共産の3党も議席死守を目指している。


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