ひょっこりはんが高知PR “一発屋会”入会は拒否

高知名物のカツオのわら焼き作りに挑むひょっこりはん(右)=27日、東京・銀座

 ブレーク中のお笑い芸人ひょっこりはんが、東京・銀座にある高知県のアンテナショップ「まるごと高知」で開かれた県のPRイベントに登場。「ひょっこりはん」ならぬ「ひょっこうちはん」として一日店長に就任し、名物のカツオのわら焼き作りに挑戦した。

 高知県が生産量トップの宗田節やユズなど、日常の中で「ひょっこり」と出合う名産品を紹介するプロモーションビデオに出演中。実は滋賀出身で、高知には行ったこともないという。「ゆかりもないのに呼んでくれて、高知の人は懐が深い」と感謝しきりだった。

 撮影を通じて早くも「高知は家族」と感じているといい、年末恒例の流行語大賞は「『ひょっこうちはん』で狙いたい」と、まだ見ぬ“故郷”への恩返しを誓った。

 ブレーク後に失速した芸人が集まる“一発屋会”からの勧誘について問われると「耳をふさいでいます」と“入会”は断固拒否。既にメンバーとなった事務所の先輩からは、会うたびに「つらくないか」と声を掛けられるというが「まだこちらに来るなよ、という意味だと思っています」と、前向きにコメントした。


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