2018年9月26日 19:01 | 無料公開
台風21号の強風で流されたタンカーが衝突して破損した関西空港連絡橋の道路部分の復旧費用について、管理する西日本高速道路の酒井和広社長は26日、「数十億円規模になる」との見通しを明らかにした。
記者会見で酒井社長は「(破損部分を)撤去して造り直すので、通常の新設に比べ3倍から4倍の費用がかかる」と指摘。タンカー運航会社などへの損害賠償請求については「国を含めた関係機関と調整した上で決めたい」とした。
また、海上保安庁が空港島から3マイル(約5・5キロ)以上離れて停泊するよう促していることに触れ「停泊場所としては、適当でなかったのではないか」と述べた。