東芝、10月にロゴ刷新 不正会計など負の遺産と決別

東芝の新ロゴ(上)と旧ロゴ

 東芝は26日、会社のロゴを10月1日に刷新すると発表した。不正会計の主導的役割を果たした故西田厚聡氏が社長時代に導入し、2006年から使ってきた「Leading Innovation(リーディング イノベーション)」を廃止する。一連の不正会計や業績悪化に区切りを付け、負の遺産と決別する。

 「リーディング イノベーション」は「次々と技術革新の波を起こし、新しい価値を創造し続ける」との意味を込め、広告や製品カタログ、社員の名刺などに表記してきた。ロゴ刷新で「新生・東芝」をアピールする。


  • LINEで送る