枝野代表、首相改憲をけん制 CM規制議論だけでも来夏まで

 立憲民主党の枝野幸男代表は26日のラジオ日本番組で、安倍晋三首相が秋の臨時国会への憲法改正案提出を目指していることをけん制した。改憲の是非を問う国民投票のテレビCM規制について「この話に決着をつけるだけでも、少なくとも来年の夏までかかる」と述べた。

 同時に「まずは憲法を最大のテーマにして国政選挙を行うのがまともな道だ」と、来年の参院選で改憲を争点化するよう求めた。

 枝野氏は、首相が改憲に挑戦する姿勢を示していることに触れ「挑戦なんかされたら困る。(議論は)全く盛り上がっていない」と強調した。


  • LINEで送る