2018年9月25日 21:54 | 無料公開
月刊誌「新潮45」を出版する新潮社の本社前でメッセージを掲げ抗議する人たち=25日夜、東京都新宿区
月刊誌「新潮45」の休刊が発表された25日夜、東京都新宿区の新潮社本社には、ツイッターの呼び掛けに応じた100人以上の市民が集まり、無言で社屋を見詰める抗議活動を展開した。「外部の目で徹底的に調べて」「人権意識に逆行している」。集まった人たちは口々に憤りを表した。
時折、雨脚が強まる悪天候。参加者は、性的少数者(LGBT)のシンボルカラーである虹色の傘を差し「恥を知れ」「差別でメシ食うなよ!」と書かれたプラカードを掲げた。
出版関係の会社で働くという都内の30代男性は「表現の自由があっても、不当な内容だったら批判されるのは当然だ」と静かに話した。