羽田空港で防災訓練 首都直下地震の初動対応を想定

首都直下地震を想定し羽田空港で行われた防災訓練=25日午前

 羽田空港で25日、首都直下地震を想定した航空会社や空港、消防署などの職員らによる防災訓練が開かれた。羽田で開催される定期的な訓練の一環で、今回は大規模災害が発生した直後の初動対応を主眼としている。

 関西空港や新千歳空港では、台風や地震をきっかけに機能まひに陥るケースが続発している。

 国内線ターミナルビルを運営する日本空港ビルデングの担当者は「災害では想定外のことが起きるので、訓練の質を高める必要がある。地下の電源設備の浸水を防ぐため止水板の設置を検討している」と語った。

 25日の訓練には100人超が参加した。


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