NY株反落、181ドル安 米追加関税発動で警戒感

 【ニューヨーク共同】週明け24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前週末比181・45ドル安の2万6562・05ドルで取引を終えた。米政権が中国からの輸入品に追加関税を課す制裁第3弾を発動し、投資家の警戒感が強まった。

 中国での売上高の大きい建設機械のキャタピラーや、航空機のボーイングが下落した。トランプ大統領の解任を画策したと伝えられたローゼンスタイン司法副長官の辞意が報じられ、政権混乱への懸念から売り注文が強まる場面もあった。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は6・29ポイント高の7993・25と反発した。


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