銃撃テロにイランが「復讐」警告 米とサウジの関与示唆

 【テヘラン共同】イラン南西部フゼスタン州アフワズで起きた銃撃テロで、イラン革命防衛隊のサラミ副司令官は24日、米国や同盟国のイスラエル、サウジアラビアが犯行に関与したとの考えを示唆し「イランは報復する」と警告した。同日行われた犠牲者の葬儀で演説した。

 イランのメディアによると、副司令官は「テロは米国、イスラエル、サウジの本性を明らかにした」とし、「(テロの)背後にいる全ての者に警告する。イランは復讐を実行する」と述べた。

 葬儀には同州に多いアラブ系住民も含め数千人が参加した。参列したアラビ情報相は、テロに関与した疑いで複数を拘束したと明らかにした。


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