阿波おどりでチャリティー、徳島 豪雨被災地支援

「総踊り」を披露する踊り子たち=24日午後、徳島市

 今夏の阿波おどりで主催者の中止要請に反発し、「総踊り」を決行した踊り手団体「阿波おどり振興協会」が24日、西日本豪雨で被災した愛媛県に寄付金を送ろうと、徳島市のホールや公園でチャリティー公演を開いた。笛と太鼓の音が鳴り響く中、総勢千人が一糸乱れぬ総踊りを披露した。

 募金箱を手にした踊り子らが観客に寄付を呼び掛けた。同協会の山田実理事長は「徳島の熱い踊りを通じて復興の手伝いをしたい」と話した。今後、愛媛県内の被災地でも踊りたいとしている。


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